【北京五輪/フィギュア】羽生結弦、94年ぶりの3連覇は大ピンチ 首位ネイサン・チェンと18.82差 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【北京五輪/フィギュア】羽生結弦、94年ぶりの3連覇は大ピンチ 首位ネイサン・チェンと18.82差

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【北京五輪/フィギュア】羽生結弦、94年ぶりの3連覇は大ピンチ 首位ネイサン・チェンと18.82差
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よもや、よもやだ。

北京五輪フィギュアスケート男子ショート・プログラム(SP)は8日、首都体育館で行われ、94年ぶりの五輪3連覇を狙う羽生結弦が21番目に登場、冒頭の4回転サルコーが1回転となり、95.15点とまさかの8位スタートとなった。

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■思わぬ落とし穴「氷に嫌われちゃったかな」

そもそも世界歴代最高得点111.82を保持した羽生だけに、SPでは常にその安定感が評価されてきた。演技が始まるまでの、むしろこの構成において、どれほどの出来栄え点が加算されるかが注目されていた。その冒頭の4回転が、まさかの1回転に。目を疑った。

規定によりSPにおける1回転は無効。このサルコーの「基礎点9.70+出来栄え点」が一気にゼロと化したのだから、驚かぬ者はいなかっただろう。演技を眺めながら、日本全国の羽生ファンの悲鳴が聞こえた思いだ。その後、演技を羽生らしく無難にまとめたものの、得点は100に届かず。羽生のSP100点未満は2019年12月に行われたGPファイナル以来だ。演技後の取材でリンク上に氷の穴があったと明かし「氷に嫌われちゃったかな」とコメントした。

一方、最大のライバル、ネイサン・チェン(米国)は、28番目の滑走で113.97点を叩き出し、それまで羽生が持っていた最高得点を上回る会心の演技を見せ、首位に立った。羽生とのその差、実に18.82点。鍵山優真が108.12点、宇野昌磨が105.90と、それぞれ2位、3位につけたなか、北京のリンクでは思わぬ落とし穴が羽生を待っていた。

このまさかの展開にネット上では、「ショック」「泣きそう」など予想通り、ファンの悲鳴が溢れた。

男子フリースケートは10日(木)午前スタート。羽生が前人未到のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑むのは間違いない。果たして、その大技を成功させ、チェンに迫るのか。もしくは、鍵山、宇野による逆転が待っているのか。

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文・SPREAD編集部

《SPREAD》

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