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北京五輪のフィギュアスケートは17日、女子シングルのフリースケーティング(FS)が行われ、ショートプログラム(SP)3位スタートの坂本花織は自己ベストを大きく更新する153.29点と、SPとの合計233.13点で銅メダル。女子のメダル獲得は、2010年バンクーバー五輪銀メダルの浅田真央以来12年ぶり。
金メダルに輝いたのは、アンナ・シェルバコワ(ROC)。華麗な演技で175.75点、合計255.95をマークした。銀メダルはアレクサンドラ・トルソワ。渦中のカミラ・ワリエワはSP首位でFSに挑んだが、転倒が響き4位に終わった。
五輪初出場の樋口新葉は5位、河辺愛菜は23位で大会を終えた。
◆【実際の映像】坂本花織、女子12年ぶりのメダル獲得 ガッツポーズも飛び出した演技は自己ベスト更新
■「神様がついて、見ていてくれた」
坂本は日本勢トップとなるSP3位から挑んだFSでは、3回転ルッツを綺麗に着氷させるなど好演技を披露。さらに3回転フリップと2回転トウループのコンビネーションジャンプも決め、意地を見せた。
坂本は競技後のインタビューでメダル獲得について「びっくりでしかない。嬉しい以外の言葉がないです。(コーチからは)神様がついて、見ていてくれた、と言われました。(中略)報われて嬉しいです。個人でまさかメダルを穫れると思っていなかった」と、その喜びを口にした。
金メダルを勝ち取ったシェルバコワは、4フリップを決め、難易度の高いジャンプで連続で成功させるなど観客を魅了した。
◆4回転ジャンプ着氷のワリエワに相次ぐ称賛の声「歴史に名を残す」「4回転革命」
◆【北京五輪/フィギュア】「灰色」のヒロインに視線集中 ワリエワ、ジャンプミスで涙も
文・SPREAD編集部
【#北京オリンピック】速報
⛸️#フィギュアスケート 女子 フリー
□□#坂本花織 選手が唯一無二の流麗なスケーティングでフリーの演技を優雅に滑り切り、自己ベストを大きく更新。演技後、拳を突き上げました。#Beijing2022 #gorinjp
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— gorin.jp (@gorinjp) February 17, 2022