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株式会社楽天の三木谷浩史会長兼社長は15日、記者会見で「NBAジャパンゲームス2022」の開催を発表。9月30日と10月2日、ゴールデンステート・ウォリアーズvs.ワシントン・ウィザーズのプレシーズン・ゲームがさいたまスーパーアリーナにて2試合行われることを明らかにした。
三木谷会長は冒頭から「非常に嬉しく思っています。ゴールデンステート・ウォリアーズ対ワシントン・ウィザーズは、まさにドリームマッチ。コロナ禍で世界のトップゲームを観る機会は少なかったと思いますが、実際のスタジアムで、この最高のプレーを見れるいい機会になります。世界全体が少しでも元気になってもらえれば」とその期待感を示した。
また、アダム・シルバー・コミッショナーもオンラインで参加。「NBAの試合をアメリカ以外で開催できるのは、大変うれしいこと。また、日本生まれ、日本育ち(ウィザーズの)八村塁が母国・日本でプレーするのは、素晴らしいこと」と感謝を述べた。
さらに各選手からはビデオをメッセージが寄せられ、ウォリアーズのエース、ステフィン・カリーは「日本でNBAグローバルゲームスに参加できるのは大変うれしい。過去2回参加していて、今回が3回目になります。日本でプレーできるのはわくわくしています。八村塁は素晴らしい選手で、NBAを代表する偉大な選手になるでしょう。日本のファンはクリエイティブにバスケを楽しんでいるので(今回の訪日も)楽しみにしています」とコメント。八村もビデオを通じ、「ウィザーズ代表として日本でプレーすることを楽しみにしています」と抱負を述べた。
NBAでは現在、全体の25%がアメリカ以外の国籍の選手となっており、さらにグローバル化の戦略を推進している。
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文・SPREAD編集部