
総合格闘技イベント「湘南美容クリニック presents RIZIN.34」が20日、丸善インテックアリーナ大阪で開催され、第15試合で皇治が梅野源治に判定(2-0)で勝利した。両者は昨年6月の「Yogibo presents RIZIN.29」でも対戦したが、皇治のバッティングで梅野が鼻を負傷しノーコンテストとなっており、因縁の再戦は皇治に軍配が上がった。判定の瞬間、梅野は驚いた様子で不満の表情を浮かべた。
皇治に敗れた梅野源治、判定に激怒「馬鹿にされてる」皇治には「ちゃんとしている」
■梅野は判定に不満顔
試合開始のゴング前から皇治コールが鳴り響く地元・大阪大会で、皇治が冬眠から目覚めた。試合序盤は梅野がローキックを多く繰り出すも、皇治は前に出て打ち合いを挑む。
第2ラウンド序盤はローキックの打ち合い。梅野は前蹴りで距離をとろうとするも、皇治はここでも前に出続け、近距離から積極的に打撃を繰り出しボディへの強打も放った。第3ラウンドでは皇治がキックを織り交ぜつつパンチメインの組み立てで攻め続け、梅野は左目の脇から流血。激しいパンチとキックの応酬の末、試合は判定にもつれ込み、皇治が判定2-0で勝利した。
皇治は試合後「梅野選手、梅野選手のファンの皆さん、1年間苦しめてしまって申し訳なかったです。すみませんでした」と謝罪すると、「(周囲が)俺にうじゃうじゃ喧嘩売ってますけど……。6月武尊と天心の大会に乗っかる気はないですけど、どうしてもファンが見たいというならワンデートーナメントで、60キロで、最強決めましょう」と6月に予定されているビッグイベントでのトーナメント開催と出場を電撃志願した。
【実際の映像】地元・大阪ファンの声援を背に、今日の皇治は一味違う! 強烈な打撃に梅野も思わず尻もちをついた瞬間
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文・工藤愛梨(SPREAD編集部)
@1_kouzi drops @genji_umeno but the ref says continue □
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The infamous throat punch □@1_kouzi □
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