
昨季のセ・リーグは、2年連続で本塁打、打点の2冠王に輝いた岡本和真(巨人)と、初タイトル獲得でリーグ優勝の原動力となった村上宗隆(ヤクルト)が本塁打王を分け合った。
今季開幕時点で岡本和が25歳、村上が22歳と、ともにこれから選手として脂が乗る時期だけに、さらなる高レベルでの争いも期待できる。本稿では、この2選手とともに本塁打王争いを繰り広げると予想される打者を紹介していきたい。
【実際の映像】これが2年連続2冠王の底力、岡本和真がロッテ・佐々木朗希の159キロを完璧に捉えた満塁ホームラン
■2年目・佐藤輝はOP戦で好成績
岡本和と村上の2人に割って入る可能性を秘めているのが佐藤輝明(阪神)だ。
ルーキーイヤーの昨季は、交流戦で1試合3本塁打を記録するなど6月終了時点で19本塁打をマークし、数々の新人記録を塗り替えながらタイトル争いにも加わった。後半戦に失速したが、最終的に24本塁打でプロ野球新人左打者の最多本塁打記録を更新しており、2年目の今季は今後を占う分水嶺となりそうだ。オープン戦では15試合出場で打率.327、2本塁打、11打点と上々の成績を残している。
外国人選手ではオースティン(DeNA)が有力候補になる。2020年は65試合で20本塁打、昨季は107試合で28本塁打と高い本塁打率を誇る。東京五輪でも米国代表として活躍したスラッガーは、フル出場できれば初タイトルも視野に入る。さらに18、19年に40本塁打以上をマークし、2年連続本塁打王に輝いたソト(DeNA)も有力候補の一人。両選手ともにオープン戦終盤は欠場が続いたのが気がかりだが、コンディションが万全となれば岡本和と村上にとっては脅威になるだろう。
その他、30本台での争いとなれば、昨季34本塁打で15年に本塁打王の経験もある山田哲人(ヤクルト)も候補に浮上するが、大穴として挙げたいのが昨季電撃移籍した中田翔(巨人)だ。春季キャンプからここまで好調を維持しており、首脳陣の信頼も急上昇。本塁打の出やすい本拠地東京ドームで本調子に戻れば、初タイトルの可能性もありそうだ。
【実際の映像】これが2年連続2冠王の底力、岡本和真がロッテ・佐々木朗希の159キロを完璧に捉えた満塁ホームラン
◆中田翔 独占告白「俺の野球人生、終わったと思った」栗山監督の電話が救ってくれた
◆【パ・リーグ編】昨季躍進の“ラオウ”杉本か、復活誓う山川か 渡部や万波など若手も要注目
記事提供:ベースボール・タイムズデータ提供:野球DB
/
グランドスラム□□□□
\これぞ4番の仕事!!#岡本和真 バックスクリーンへ会心の一発□□
⚾#プロ野球(2022/3/18)
□巨人×ロッテ
□Live on #DAZN#ジャイアンツ #giants #NPB #球春到来 pic.twitter.com/WB62q3Qv3K— DAZN Japan (@DAZN_JPN) March 18, 2022