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世界フィギュアスケート選手権は23日、女子ショートプログラム(SP)が行われ、2月に開催された北京五輪で銅メダルの坂本花織は自己ベストを更新する80.32点で1位とした。
日本勢では、樋口新葉が67.03点で7位、河辺愛菜は63.68点で12位に入った。
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■「練習でも良くなかったので、驚きしかない」
坂本はダブルアクセルを綺麗に着氷させ、3回転ルッツも成功させるなど圧巻の演技で会場を沸かせた。演技後に坂本は「驚きしかない。練習でも良くなかったので、今シーズン最後のショートで良い演技ができた。フリーに向けて調整していきたい」と自身の驚きを素直に語った。
また、樋口は3回転フリップを成功させるなど意地を見せた。河辺は冒頭のトリプルアクセルを回避、だがダブルアクセルを見事に着氷させ、安定したスケーティングでSPを終えた。
女子FS(26日、午前2時開始予定)
河辺愛菜:13番(午前4時11分〜)
樋口新葉:18番(午前4時50分〜)
坂本花織:24番(午前5時46分〜)
中継情報3月26日 フジテレビ(午前3時55分~6時)
◆坂本は自己ベストの80.32点 得点発表に思わず「え~っ!!」フィギュア世界選手権
◆樋口は67.03点 冒頭のトリプルアクセルで着氷が乱れる 世界フィギュア
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文・SPREAD編集部