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サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手は7日(日本時間8日)、2年連続自身3度目となる開幕投手としてアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発。6回を投げ4四球を与えたものの、無安打無失点の快投を披露した。勝ち投手の権利を持って降板したが、チームは2-4で逆転サヨナラ負け。9回に登板した元阪神のスアレスが1死も奪えず3失点の大乱調で負け投手となっている。
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■ノーヒッター継続も6回で降板
ダルビッシュはシーズン前のオープン戦3試合に先発し、2勝、11回1/3で防御率2.38、14奪三振と好投し、地元メディアからも「パドレスのエース」と称えられる好調が伝えられていた。開幕投手としてのシーズン初登板に、その好調をそのまま持ち込んだカタチだ。
4四球こそ与えたが、それが返ってダイヤモンドバックス打線に狙い球を絞らせなかった。150キロ台後半のフォーシームを武器に、好調時ならではの多彩な変化球を駆使して相手打線を翻弄。6回終了時点までノーヒットノーランを継続していたが、開幕投手にとって目安となる90球を越えたため降板。
自身初の開幕戦勝利への期待が高まったが、救援陣の乱調で白星を逃し、黒田博樹(元ドジャース、ヤンキース)を抜き日本人投手単独2位となるMLB通算80勝目はお預けとなった。
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文・SPREAD編集部
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— Arizona Diamondbacks (@Dbacks) April 8, 2022