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第82回・皐月賞(GI、芝2000m)が行われる中山競馬場の馬場情報が17日、JRAより発表された。中山は芝・ダートともに「稍重」の発表。芝のクッション値は「標準/9.2」、芝の含水率はゴール前「12.2%」、4コーナー「13.6%」と計測された。
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■馬場回復で久々の高速決着か
木曜から降り続いた雨の影響で土曜中山は芝・ダートともに「重」でスタートしたが、午後には「稍重」まで回復。土曜中山9R・山藤賞(ローシャムパーク)は芝2000m2分00秒3で、前年の勝ち時計より0秒7速かった。
日曜も「稍重」の発表ではあるが、芝のクッション値は前日「8.7」から当日「9.2」と硬めの数値に推移している。午後から再び傘マークが出ているが、皐月賞までは持ちこたえる予報。2021年(エフフォーリア)、20年(コントレイル)は「稍重」で勝ち時計は2分以上を要したが、今年は2分を切る可能性がある。
「良」開催だった2019年は勝ち時計1分58秒1で、1着サートゥルナーリア、2着ヴェロックス、3着ダノンキングリー。2017年は勝ち時計1分57秒8で、1着アルアイン、2着ペルシアンナイト、3着ダンビュライトと、時計が速くなればマイル~中距離タイプの馬が台頭している点は見逃せない。
17日午前に計測された中山芝・ダートの含水率、芝のクッション値は以下のとおり。
当日/4月17日(日曜)
含水率┗ゴール前=芝12.2%|ダ10.4%┗4コーナー=芝13.6%|ダ11.4%芝のクッション値=9.2[標準]
前日/4月16日(土曜)
含水率┗ゴール前=芝13.5%|ダ12.3%┗4コーナー=芝14.8%|ダ12.6%芝のクッション値=8.7[標準]
前年/4月18日(皐月賞当日)
含水率┗ゴール前=芝14.3%|ダ16.5%┗4コーナー=芝14.8%|ダ17.9%芝のクッション値=7.9[やや軟らかめ]
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文・SPREAD編集部