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先週は1勝4敗と大きく黒星を先行させた広島カープと同じく2勝4敗で3連敗中の読売ジャイアンツとの対戦。広島が貯金3の3位、巨人が貯金8の首位に立っているが、どちらも連敗脱出を狙うカード。
特に首位攻防戦となった4月の東京ドームでは、巨人が広島に3連勝し首位に立っただけに、今回の対戦は両チームの浮沈がかかっている、そこで注目したいのは、同学年の“元同僚対決”だ。
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■復調を見せるのは、どちらか
1999年3月11日生まれの広島・菊池涼介は、ここまで打率.288、1本塁打、10打点とまずまずの成績。今季も「2番セカンド」としてしっかりと働き、今季の巨人戦も20打数6安打の打率.300と相性が良い。先週の5試合は17打数3安打の打率.176とブレーキとなっただけに、今週の巻き返しに期待したいところだ。
一方、1998年4月11日生まれの巨人・丸佳浩は、開幕戦で本塁打を放つ絶好の滑り出しから、ここまで打率.248、7本塁打、17打点の成績。今季の広島戦は19打数5安打の打率.263という状況だが、先週の6試合が20打数3安打の打率.150と低迷。特に3連敗を喫した阪神戦は10打数無安打のノーヒットに抑え込まれた。2018年まで所属していた古巣相手、慣れ親しんだマツダスタジアムで調子を取り戻したいところだ。
かつて「タナキクマル」としてセ・リーグ3連覇の原動力となった田中広輔、菊池涼介、丸佳浩の同級生トリオ。田中の活躍にも期待しながら、「菊池vs丸」のどちらが復調するか、ともに連敗脱出の鍵を握りそうだ。
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記事提供:ベースボール・タイムズデータ提供:野球DB