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ここまで12勝17敗1分の5位・千葉ロッテ・マリーンズと18勝12敗1分の2位・福岡ソフトバンク・ホークスの対戦は、チーム防御率リーグトップ(2.17)チーム(ロッテ)とチーム打率リーグトップ(打率.263)チーム(SB)による「ほこ×たて対決」となる。
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■至高の投手戦に注目
もちろん注目は、5月6日の第1戦で実現することになった“至高の投手戦”だ。
ロッテの先発は、高卒3年目の20歳、佐々木朗希。今季は5試合に先発し、3勝0敗、防御率1.50。4月10日のオリックス戦で13者連続奪三振の日本新記録を樹立した上で完全試合を達成するなど圧巻のピッチングを続け、今回はリフレッシュ休養を挟んで中11日のマウンドになる。
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舞台が本拠地・ZOZOマリンであることは大きなプラス材料になるが、今季初の平日ナイター登板への対応はどうか。ソフトバンク打線とは、昨年6月24日以来2度目で今季初対戦。前回対戦時は5回1/3を5安打3失点。2安打1本塁打を許した柳田悠岐を抑え込み、ハーラートップの4勝目を手にできるか。
一方、ソフトバンクの先発はプロ12年目の29歳、千賀滉大。今季ここまで6試合に先発して3勝0敗、防御率0.80。4月14日のロッテ戦で7回3安打無失点の好投で3勝目を挙げて以来2試合白星なしだが、内容的には9回2失点、7回無失点と貫禄のピッチングを続けている。前回のロッテ戦と同じく中5日で敵地に乗り込み、6年連続2ケタ勝利を挙げている日本を代表する「完全エース」としての“先輩”の意地を見せられるか。
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佐々木の異次元フォークと千賀のお化けフォーク、ともに決め球となる“フォーク”をどう駆使するか。ロッテ・松川虎生、ソフトバンク・甲斐拓也の両捕手のリードにも注目しながら、「佐々木vs千賀」の初の直接対決の行方を楽しみたい。
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記事提供:ベースボール・タイムズデータ提供:野球DB