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貯金7とし首位に立つ東京ヤクルト・スワローズと借金12で最下位に沈む阪神タイガースが相まみえる。ともに2連勝で迎える神宮球場での3連戦、両チームの”ショートストップ”に注目したい。
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■開幕から全試合出場している2人
ヤクルトの正遊撃手は、高卒3年目の長岡秀樹。
昨季までの2年間では1軍通算11試合出場のみだったが、今季は開幕から全38試合にスタメン出場し、打率.239(142打数34安打)、1本塁打、14打点の成績を残している。そしてもっともも相性が良いのが阪神戦。対戦打率.364(33打数12安打)を誇る。また、先週の5試合でも打率.316(19打数6安打)と調子を上げており、今カードでは軽快な守備とともにバットでも大いに期待できる。
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一方、阪神の正遊撃手は社会人からプロ入り2年目となる中野拓夢だ。
昨季127安打を放ち、30盗塁で盗塁王のタイトルも獲得した男は、今季も好調。ここまで全41試合にスタメン出場し、打率.291(165打数48安打)、3本塁打、11打点。その中でもっとも相性が良いのがヤクルト戦。対戦打率.417(36打数15安打)の高打率を誇っている。5月14日のDeNA戦で“サイクル超え”の4安打2本塁打4打点と大爆発しており、その勢いを持ち込みたいところだ。
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今季の両チームの対戦成績は、現在の順位同様にヤクルトが6勝3敗とリードしているが、その中で“好調・好相性”の「長岡vs中野」の遊撃手対決の結果が、試合の流れをどう左右するかに注目だ。
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記事提供:ベースボール・タイムズデータ提供:野球DB