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トロント・ブルージェイズから戦力外となり、5月7日(日本時間8日)にニューヨーク・メッツに移籍した加藤豪将が17日(同18日)、3Aシラキュースからメジャー昇格したとチームが発表した。
同日行われたセントルイス・カージナルスとのダブルヘッダー第1試合終了後に発表され、第2試合でベンチ入り。背番号25はメッツで過去11年使用されていなかったが、かつては松井稼頭央も背負った。
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■メジャー初安打を記録するも……
加藤は今季、ブルージェイズとマイナー契約。オープン戦に招待選手として実力を見せ、キャリア10年で開幕を初めてメジャーで迎えた。4月9日のテキサス・レンジャーズ戦に代走で出場しメジャーデビュー、27日のボストン・レッドソックス戦で見事ツーベースを放ち、メジャー初安打を記録したばかりだった。
しかし、ブルージェイズでは今月4日に40人枠から外され、事実上の戦力外。今季はこれまで出場8試合、うち先発出場が4試合、11打席7打数1安打3四球1犠打2得点、二塁打1、守備機会21で失策0。
果たして、戦力外から加藤のリベンジが始まるのか、注目したい。
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文・SPREAD編集部