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第83回オークス(GI、芝2400m)が行われる東京競馬場の馬場情報が22日、JRAより発表された。東京は芝・ダートともに「稍重」の発表。芝のクッション値は「8.9/標準」、芝の含水率はゴール前「17.9%」、4コーナー「16.6%」と計測された。芝のクッション値は前日「9.4/標準」より軟化した。
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■昨年は先行馬総崩れのオークス
日曜当日は曇りの予報だが、金曜に17.0ミリメートルの雨量が観測された影響で、土曜から芝・ダートともに「稍重」で開催。東京11R・メイS(カレンシュトラウス)の勝ち時計1分46秒3は昨年と同タイムだが、その昨年も雨の影響が残っていた。
昨年のオークス(ユーバーレーベン)は先行馬総崩れで差し・追込が上位を独占。昨年は芝のクッション値「9.4/標準」ながら、含水率はゴール前「16.6%」、4コーナー「16.1%」と高く、今年も昨年に近い馬場コンディションと言える。
東京芝は先週から、Aコースから3メートル外に内柵を移動したBコース。しかし、コース全周の内柵沿いに芝の痛みが見られ、元来、イン有利のはずが、内ラチから3、4頭ぶん外での追い比べが繰り広げられている。土曜芝のレースでは真ん中より外の枠に入った差し・追込の台頭が目立つ。オークスも「外差し」には警戒したい。
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当日/5月22日(日曜)
含水率┗ゴール前=芝17.9%|ダ8.4%┗4コーナー=芝16.6%|ダ8.8%芝のクッション値=8.9[標準]
前日/5月21日(土曜)
含水率┗ゴール前=芝14.7%|ダ4.0%┗4コーナー=芝13.3%|ダ3.9%芝のクッション値=9.4[標準]
前年/5月23日(オークス当日)
含水率┗ゴール前=芝16.6%|ダ8.5%┗4コーナー=芝16.1%|ダ8.0%芝のクッション値=9.4[標準]
文・SPREAD編集部