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リーグ戦再開最初のカードは、現在リーグ最下位の中日ドラゴンズと2位の読売ジャイアンツ。
ともに交流戦で負け越したチーム同士(中日7勝11敗、巨人8勝10敗)の対決は17日、第1戦で今季開幕戦で投げ合った2人のエースが再び相まみえる。
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■昨季の直接対決は菅野が2勝
中日のエースは大野雄大。
今季ここまで11試合に登板して3勝5敗、防御率2.65。巨人を相手には今季2試合で0勝1敗。開幕戦で登板した際には、2回に丸佳浩に先制ソロを浴びると、味方が逆転した後の5回裏に廣岡大志、ポランコ、岡本和真に3者連続タイムリーを許して6回を8安打4失点。
日本ハムを相手に9回5安打1失点ながら勝ち星がつかなかった前回登板から中6日で、開幕戦のリベンジに向かう。
一方、巨人のエースは菅野智之だ。
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今季ここまで10試合に登板して6勝4敗、防御率2.77。中日を相手には今季2試合で2勝0敗。開幕戦で登板した際には、3回に岡林勇希にタイムリー、4回にビシエドにソロアーチを許したが、5回、6回のピンチを凌ぎ、6回を7安打2失点で球団史上新記録となる「開幕戦5勝目」を手にした。今月9日の西武戦を発熱のために登板回避し、中14日で仕切り直しのマウンドに上る。
ともに沢村賞を受賞した投手同士(大野が2020年、菅野が2017年、18年に受賞)。昨季公式戦での投げ合いはなく、2020年シーズンでは2度の直接対決で菅野が2勝0敗だった。
バンテリンドームが舞台となる今回は、果たしでどのような結果になるのか。「大野vs.菅野」、エースの意地がぶつかり合う。
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記事提供:ベースボール・タイムズデータ提供:野球DB