【MLB】「この男は普通じゃない」連日の“大谷翔平劇場”に相次ぐ賛辞 対戦相手も脱帽「誰も真似できない」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】「この男は普通じゃない」連日の“大谷翔平劇場”に相次ぐ賛辞 対戦相手も脱帽「誰も真似できない」

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【MLB】「この男は普通じゃない」連日の“大谷翔平劇場”に相次ぐ賛辞 対戦相手も脱帽「誰も真似できない」
【MLB】「この男は普通じゃない」連日の“大谷翔平劇場”に相次ぐ賛辞 対戦相手も脱帽「誰も真似できない」 全 1 枚 拡大写真

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平は22日(日本時間23日)、本拠地で行われたカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「2番DH・投手」のリアル二刀流で先発出場。8回108球、2安打無失点、13奪三振1四球の好投で今季6勝目を挙げた。防御率は2.90。自己最長の8回を投げぬき、キャリアハイとなる1試合13奪三振の大活躍だった。

打者としては3打数1安打2四球で3打席連続出塁を記録。エンゼルスはマイク・トラウトとジャレッド・ウォルシュがスタメンから外れるも、18日(同19日)にメジャー昇格を果たしたばかりのデビッド・マッキノンの奮闘などもあり、5-0で勝利した。

◆【実際の映像】大谷翔平、マウンドでド派手にガッツポーズ 雄叫びを上げた12個目の奪三振と自己新13奪三振達成の瞬間

■「この男がすることは普通じゃない」

初回こそ2安打を許し22球を投じるなど球数がかさんだ大谷だが、その後の投球は安定感抜群。6回1死まで16者連続アウトと快投を披露し、ロイヤルズ打線を圧倒した。

10個目の三振を奪った時点で、「ESPN」のサラ・ラングス記者は「昨日は8打点、今日は10奪三振。彼は1920年以降、2試合で8打点と10奪三振を記録した初めての選手!」と興奮気味にその偉業を紹介。元スポーツライターのランディー・ジャゼイェリさんは、「オオタニは6回までランナーを3人しか許していない。一方、自身は3打席出塁している。この男がすることは普通じゃない」と脱帽した。

7回を投げきった大谷はその時点で96球を投じていたことから、『オレンジ・カウンティ・レジスター』のジェフ・フレッチャー記者は「(7回で)96球を投げたからここで終わりだろう」と降板を予想するツイートを投稿。ブルペンでアーチー・ブレッドリーが準備をしていたこともあり、『ジ・アスレチック』のサム・ブラム記者も「(ブラッドリー)がおそらく8回に向けてアップしている」と継投の可能性を伝えていた。

ところが、大谷は8回も続投。ブラム記者は「いや、オオタニが8回も戻ってきた」と慌てて先ほどの予想を訂正。フレッチャー記者も「これは驚きだ」と投稿し、一様に驚きの声をあげた。

■8回も続投志願「これは自分の試合だ」

大谷は8回も危なげなくロイヤルズ打線を三者凡退に切ってとった。エンゼルス公式ラジオ局のトレント・ラッシュさんは「オオタニは天下一品だ!」と活躍を絶賛。試合後には「私見だが、オオタニはこれまで私が知っているなかで、もっとも印象に残る2試合をやってのけた。これは『驚異的』という言葉でも言い表せない」と振り返った。

また、試合後の記者会見でフィル・ネビン監督代行は「オオタニは私に『これは自分の試合だ』と話し、マウンドに戻ることを譲らなかった」と自ら続投を望んだことを明かした。

大谷の活躍には対戦相手も脱帽しており、MLB公式サイトのレット・ボリンジャー記者は試合後、自身のTwiiterでロイヤルズのウィット・メリフィールドのコメントを紹介。「いまだに“驚き”を感じるね。彼がやっていることは誰も真似できない……間違いなく唯一無二だし、世代を代表する選手。彼と同じフィールドで、ともにプレーできることは本当に楽しい。間違いないよ」と、称賛の声を送ったという。

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文・澤 良憲(Yoshi Sawa)

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