【MLB】大谷翔平のトレードが実現しなかった理由 「エンゼルスの要求が高過ぎたか」米メディア解説 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】大谷翔平のトレードが実現しなかった理由 「エンゼルスの要求が高過ぎたか」米メディア解説

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【MLB】大谷翔平のトレードが実現しなかった理由 「エンゼルスの要求が高過ぎたか」米メディア解説
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メジャーリーグのトレード期限が米東部時間2日午後6時(日本時間3日午前7時)に迫る中、ここに来てロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平についてはトレードが消滅、残留が確定的となった。ニューヨーク・ヤンキースサンディエゴ・パドレスシカゴ・ホワイトソックスから本格的なオファーが届く中、なぜトレードが成立しなかったのか。米メディアが解説している。

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■ファン・ソトの獲得を優先した球団多々

「エンゼルスが二刀流のスーパースター、ショウヘイ・オオタニをトレードしない理由」という見出しを掲げたのは、米スポーツメディア『The Sporting News』。トレードが実現しなかった最も単純明快な説明として「オオタニの価値に見合ったトレードパッケージがなかった」と推察した。

記事は「オオタニはエース級の投手であると同時に、リーグ平均を大幅に上回る打者でもある。ルールに則れば、投手としてマウンドを降りた後も打席に立ち続けることはできるので、事実上、2人のオールスター選手が1つになったようなものだ」と記し、大谷の価値を改めて紹介。その上で、今夏のトレード市場においては、急きょ市場に現れたワシントン・ナショナルズファン・ソトが最大の注目株であり、「オオタニを追いかけて獲得できる可能性のあるチームは、まずはソトが所属するナショナルズとの交渉で頭がいっぱいになってしまっていた」とした。

稀代のスーパースターである大谷を獲得しようとする場合、本来であれば時間をかけて交渉する必要があるにもかかわらず、ナショナルズやソトとの交渉が優先となっていた状況を説明した。

■エンゼルスの要求が高過ぎたか

今年の大谷は、打撃面ではMVPを取った昨季より数字を落としているが、マウンド上では良くなる一方。しかし、以前から指摘されているように、この二刀流の価値をどう見定めるかは難問。記事によると、評価が難しい大谷について、エンゼルスは一切要求を下げなかった模様で、「各球団はこの要求についてピンと来なかったようだ」と記した。

大谷は2023年シーズン後にフリーエージェント(FA)となる。このままトレードもなく、エンゼルスとの契約延長でも合意を見なければ、23年シーズン後にはチームは一切の見返りもなく大谷を失うことになる。少しでも対価を得ようとするなら、オフに再びトレード話に耳を傾けるか、大谷が望む「勝てるチーム」に再編成した上で、契約延長をお願いするか……。選択肢は限られている。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》

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