【MLB】大谷翔平“100イニング以上150奪三振以上”達成で地元メディアからは称賛の嵐 突如交代の理由は…… | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】大谷翔平“100イニング以上150奪三振以上”達成で地元メディアからは称賛の嵐 突如交代の理由は……

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【MLB】大谷翔平“100イニング以上150奪三振以上”達成で地元メディアからは称賛の嵐 突如交代の理由は……
【MLB】大谷翔平“100イニング以上150奪三振以上”達成で地元メディアからは称賛の嵐 突如交代の理由は…… 全 1 枚 拡大写真

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平は3日(日本時間4日)、本拠地でのオークランド・アスレチックス戦に「2番DH・投手」のリアル二刀流でスタメン出場。104年ぶりの「2桁勝利2桁本塁打」の偉業へ3度目の挑戦となった今マウンド、大谷は3回まで5奪三振無失点投球と好調なスタートを切った。しかし、4回、味方のエラーで先頭打者に出塁を許すと、続く3番のショーン・マーフィーのタイムリーで先制される。また6回には同じマーフィーに2ランホームランを浴び、球数が99となったところで降板。5と2/3回を投げ、被安打7与四球1、7奪三振3失点だった。

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打者としても今日は振るわず、7回には代打を送られ途中交代。この日は、3打数無安打1三振だった。試合も終始リードを守ったアスレチックスが3-1でエンゼルスを破り、大谷は今季7敗目を喫した。

大谷は初回をわずか14球で3者凡退に仕留める好調な滑り出しを切った。ブレント・マグワイア記者は「オオタニのスライダーは今日も切れ味が抜群だ」と興奮しながら、「オオタニは初回に10球のスライダーを投げ、4度も空振りを奪った」と速報し、「オオタニのスライダーはまた1つ上のレベルに達した」と絶賛。『ジ・アスレチック』のサム・ブラム記者も「オオタニは、初回を2奪三振を含む、ワン・ツー・スリーで終えた」と称賛した。

同記者は続けて、「さらに重要なのは、オオタニの今季の投球回数が100を越えた」と紹介。また、『MLB.com』のレット・ボリンジャー記者は、「オオタニは3回まで無失点投球、5奪三振を記録。これで今季102と1/3回で150奪三振に到達」と伝え、2年連続の「100イニング以上150奪三振以上」到達を絶賛した。

■7回の突然の交代に現地記者たちも困惑

エンゼルスは7回、大谷の第4打席というところで突然代打を送った。何の前触れのない交代に、試合を速報する記者たちは困惑し、その様子を次のように伝えた。

ボリンジャー記者は「オオタニに代わり、カート・スズキが送られた。何故なのかはわからない」、ブラム記者も「スズキがオオタニに変わって打席に立っている。それ以外のことは何もわからない」、『AP通信』のグレッグ・ビチャム記者までも「代打の理由は何も伝えられていない」、さらに『ロサンゼルス・タイムズ』のサラ・バレンズエラ記者も「何か普段とは違うことが起こっている」と一様に困惑した様子が伝えられた。

試合を中継する『バリースポーツ・ウェスト』のレポーター、エリカ・ウェストンは、「理由はわかりませんが、試合後にお伝えします」とつづり、試合後「ネビン監督代行によれば、ショーヘイは“前腕に軽いけいれん”があったと話しています」とその理由をレポートした。

各記者のツイッターでの速報によれば、大谷の症状は軽いようで、翌日の試合もDHで出場するだろうという。

大谷は試合後の取材に応じ、記者からの「なぜ休養しないのか」という質問に、「プレーできるほど状態が良ければ、試合に出たいと思っている。現時点で試合を欠場する余裕はないと感じている」と話した。

エンゼルスは現在、主力のマイク・トラウトらがケガで離脱中。また、前日のトレード・デッドラインには、ブランドン・マーシュ、ノア・シンダーガード、ライセル・イグレシアスを放出し、戦力は大幅にダウンしている。エンゼルスに残った大谷は、主力としてシーズン終了まで全力で戦う姿勢を改めて示した。

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文●澤 良憲(Yoshi Sawa)

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