【MLB】大谷翔平、25号ソロはイチロー超え通算118本目　今季2度目の二刀流アーチで偉業に花添えるか

ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は9日（日本時間10日）、敵地で行われたオークランド・アスレチックス戦に「2番DH・投手」で先発出場。7回の第4打席で今季25号ソロを放った。

■二刀流アーチは今季2度目

前日は後半戦に入って初の完全休養日となった大谷。7日（同8日）の第2打席直前にはベースカバーに入った相手投手に左足を踏まれるアクシデントで悶絶する場面もあったが、この日はその影響を感じさせない活躍を投打で見せ、7回の第4打席には待望の一発を放った。

7回の無死走者なしの場面、大谷は相手2番手サム・セルマンの2球目のスライダーを捉えるとボールは右翼スタンドへ。4日（同5日）に今季5度目の1試合2本塁打をマークして以来5試合ぶりとなる25号は飛距離378フィート（約115メートル）、打球速度108.4マイル（約174キロ）のライナー弾となった。

大谷はメジャー通算本塁打を118本に伸ばし、イチロー（元マリナーズなど）を超え日本人歴代単独2位に浮上。1位は“ゴジラ”こと松井秀喜（元ヤンキースなど）の175本で、残り57本となっている。

投げては6回を投げて4安打5奪三振3四球無失点と粘りの投球を見せた。ベーブ・ルース以来104年ぶりとなる“2桁勝利2桁本塁打”の快挙達成も視界に入っている。

文●SPREAD編集部

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