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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は13日(日本時間14日)、本拠地エンゼル・スタジアムで行われたミネソタ・ツインズ戦に「2番DH」で先発出場。8回の第4打席に今季26号ソロを放ち4打数1安打1打点1四球の活躍。エンゼルスは延長11回にテーラー・ウォードのサヨナラ2ランで、劇的な逆転勝ちをおさめた。
◆【実際の映像】大谷翔平、特大26号に実況も「マイルハイ、マイルディープ」と大興奮
■ウォードが値千金のサヨナラ弾
エンゼルスは8回までツインズに3-0とされていたが、大谷が8回裏の第4打席に4番手のジョアン・デュランからセンターへの26号ソロを放ち、反撃の狼煙。3試合ぶりの一発は、飛距離399フィート(約122メートル)、打球速度107マイル(約172キロ)でフェンスを見事に超えた。投げたデュランがあまりにも高く上がった打球に打ち取ったかと勘違いしたほど。この特大弾には現地実況も「マイルハイ、マイルディープ」(注:1.6キロの高さ、1.6キロの飛距離)と大興奮だった。
その後エンゼルスは9回裏にマグネウリス・シエラが2点タイムリー・スリーベースを放ち土壇場で追いつくと、迎えた延長11回、ウォードがセンター右へ飛び込む値千金の16号サヨナラ2ランを叩き込み試合を決めた。
8回表まで敗色濃厚だった試合を大谷、シエラ、ウォードの活躍でひっくり返し、エンゼルスが大逆転勝利となった。
◆【実際の映像】大谷翔平、特大26号に実況も「マイルハイ、マイルディープ」と大興奮
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文●SPREAD編集部