
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は20日(日本時間21日)、敵地コメリカ・パークでのデトロイト・タイガース戦に「1番DH」でスタメン出場。大谷は、第1打席にレフトへの二塁打を放ち、また2回の第2打席にはライト前ヒットとし、2試合ぶりのマルチ安打を記録した。この日は、4打数2安打だった。
◆【実際の映像】大谷翔平、衝撃的逆方向へのツーベース もうひと伸びでフェンスオーバー
試合は初回、大谷の二塁打を口火に、ルイス・レンヒフォのタイムリーでエンゼルスが先制。2回にアンドリュー・ベラスケスの第6号ソロでリードする。だがその裏、タイガースに2点を返され試合は振り出しに。5回にはタイガースに勝ち越しを決められ、4-3でエンゼルスは敗れた。
■「かなりの衝撃音」と現地記者も驚愕
前日無安打だった大谷は、今日の試合開始直後にレフトへの二塁打を魅せた。カウント1―0からの2球目を捉えた大谷の打球は、『MLB.com』のエンゼルス番レット・ボリンジャーの速報によると、打球速度109.2マイル(約175キロ)の超痛烈な当たり。
元『ジ・アスレチック』のブレント・マグワイア記者は、「試合開始早々の大谷の逆方向へ二塁打、あれはかなりの衝撃音だ」と、その打撃音の凄まじさに驚愕。大谷の打球は、見た者の目を覚ますような衝撃的なヒットだった。
大谷は8月に入ってから絶好調。直近15試合で5本塁打しており、およそ3試合に1本。また直近7試合では、打率.462で6打点。この勢いでシーズンを乗り切りたいところだ。
◆【実際の映像】大谷翔平、今季27号は左中間に運ぶ121フィートの大飛球 角度28度で放たれた打球がフェンス越え
◆大谷翔平、27号2ランに「MVP争いにとどまる一発」と実況も称賛 直近5試合.526の大当たりに現地記者も大興奮
◆【実際の映像】大谷翔平、ライト線へ運ぶ102マイル弾丸タイムリー 俊足飛ばし三塁へ到達
文●澤 良憲(Yoshi Sawa)
#Angels up 1-0 early. Shohei Ohtani reached on this double that left the bat at 109.2 mph and scored on an RBI single from Luis Rengifo. pic.twitter.com/2cGWaYwWas
— Rhett Bollinger (@RhettBollinger) August 20, 2022