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借金1の5位・千葉ロッテ・マリーンズが貯金5の3位オリックス・バファローズをZOZOマリン・スタジアムに迎え3連戦に挑む。9月2日の第1戦で登板する佐々木朗希が“お得意様”から今季9勝目を挙げ、チームの借金を完済できるかに注目だ。
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■前回対戦では2安打1四球と吉田に軍配
“令和の怪物”として今季ブレイクのシーズンを歩んできた佐々木朗は、ここまで17試合に先発して8勝3敗、防御率2.14。オールスター明けから5回1/3を5失点、6回2失点、6回5失点と調子を崩していたが、前回8月26日の楽天戦では7回3安打無失点8奪三振の快投劇で復調。そのマウンドから中6日で、今季3戦3勝、防御率1.29と相性のいいオリックス戦に臨む。
対するオリックスは、吉田正尚に期待だ。
今季ここまで98試合に出場して打率.320、14本塁打、67打点の成績。5月に2度の抹消を強いられたが、7月に打率.322、8月も打率.337をマークして本来の姿を取り戻している。対ロッテ戦は16試合で打率.309という成績を残し、佐々木朗を相手には今季2試合の対戦で計6打席立ち、5打数2安打1四球3三振での打率.400。完全試合達成を許した4月10日の試合では3打席連続三振に倒れたが、4月24日の対戦では2塁打1本を含む2安打(1四球)を放って意地を見せた。
両者の対決は4月24日以来、約4カ月ぶり。果たして“今季3度目”の「佐々木朗 vs. 吉田」は、どのような結果になるのか。非常に楽しみな対決になる。
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記事提供:ベースボール・タイムズデータ提供:野球DB