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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は3日(日本時間4日)、本拠地エンゼル・スタジアムで行われたヒューストン・アストロズ戦に「3番DH・投手」で先発出場。8回6安打5奪三振1失点の好投でエンゼルスの勝利に貢献した。
◆【実際の映像】大谷翔平、83マイルの急降下カーブ MLB通算400奪三振達成のウイニングショット
■12勝目ならずも粘りの投球
今季23度目の「リアル二刀流」のマウンドに上がった大谷は、スライダーやカーブ、ツーシームを組み合わせた変化球主体のピッチングでアストロズ打線を手玉に取る。3回にはMLB通算400奪三振を達成。5回にタイムリーを打たれ先制点を許したものの、ピンチでの粘りの投球が光り、追加点を与えなかった。
大谷は、味方が同点に追いついた8回のマウンドにも上がり、今季最多の111球を投げ6安打5奪三振1失点と熱投。12勝目はならなかったが、今季投球回を136に伸ばし、規定投球回数まで「26」と前進した。大谷はすでに規定打席を満たしており、W達成となるとワールドシリーズ開催後のMLB史上、初の快挙となる。
打席では4打数無安打1四球で打率.266。連続安打は5でストップしたものの、チームは延長12回にマット・ダフィーのサヨナラタイムリーにより2-1でアストロズを下した。
◆【実際の映像】大谷翔平、83マイルの急降下カーブ MLB通算400奪三振達成のウイニングショット
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文●SPREAD編集部