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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は29日(日本時間30日)、本拠地で行われるオークランド・アスレチックス戦に「3番DH・投手」で先発出場。8回2安打10奪三振無失点の投球で、15勝目の権利を得て降板した。
◆【速報】大谷翔平、8回10奪三振無失点の“奪三振ショー”で15勝目 マルチ安打の活躍もありチーム4連勝に貢献
■7回までノーノー好投
前回23日(同24日)の登板で今季200奪三振に到達し14勝目を挙げた大谷が、本拠地最後の“二刀流”出場でも、史上初の“W規定到達”に王手を掛ける“奪三振ショー”とマルチ安打で会場を沸かせた。
1回表は1奪三振無失点の三者凡退に抑えると、その裏、レンヒーフォの先頭打者ホームランでエンゼルスが先制、2番トラウトが二塁打を放った場面で大谷の第1打席。大谷は中安打を放ち、14試合連続安打をマーク。トラウトをホームに還すタイムリーで自らを援護し、初回から2点のリードを奪った。
さらに2回、3回と三者凡退に抑えると3回裏、ウォードの23号ソロで1点を追加し、3点リードで迎えた4回には圧巻の三者連続三振をマーク。その後も“奪三振ショー”を繰り広げた大谷は7回までを無安打9奪三振無失点に抑え、全イニングを三者凡退に抑える好投を見せた。
8回も続投した大谷は10三振目を奪い、2桁奪三振をマーク。しかし2死から初安打を許し、自身初のノーヒットノーランはお預けとなった。
大谷は8回2安打10奪三振無失点。108球(ストライク72球)を投げ、最速は98.3マイル(約158キロ)、防御率は2.35となった。これで今季の投球回は「161」となり、規定投球回までは残り「1」イニングに迫った。
なお、7回の第4打席でショートへの内野安打を放ち今季40度目のマルチ安打をマーク、打っても4打数2安打1打点の好成績を残した。試合は8回表終了時点でエンゼルスが4-0でリードしている。
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文●SPREAD編集部
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— MLB (@MLB) September 30, 2022