【MLB】FA宣言の千賀滉大“争奪戦”勃発か 「魅力的な選択肢」と複数球団リストアップ | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】FA宣言の千賀滉大“争奪戦”勃発か 「魅力的な選択肢」と複数球団リストアップ

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【MLB】FA宣言の千賀滉大“争奪戦”勃発か 「魅力的な選択肢」と複数球団リストアップ
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福岡ソフトバンク・ホークス千賀滉大は10月31日、今季取得した海外フリーエージェント(FA)権を行使する申請書類を球団に提出した。この情報は米国でも報道され、MLB公式サイトをはじめ、多くのメディアが千賀の成績などを紹介した。日米でFA市場が大きく動き出している。

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■「次のエリート日本人投手」

FA有資格者の権利行使手続きが始まり、真っ先に行動に移した千賀。米メディアの関心も高く、スポーツサイト『Fan Nation』は「日本のエース、コウダイ・センガが海外FAを申請」との見出しを掲げ、「センガはメジャーリーグにその才能を持ち込む次のエリート日本人投手になるかもしれない」と伝えた。

同サイトは、まず千賀の主な通算成績(87勝44敗、防御率2.59、1252奪三振)を紹介。さらに、144回投げて11勝6敗、防御率1.94という今季成績も併せて掲載し「キャリアの中でも最高のシーズンの一つを終え、完璧なタイミングでメジャーに挑む」と表現した。

また、データ分析サイト『Fan Graphs』による千賀評も掲載。それによると、「センガは信じられないほど強く、爆発的な速球を持っている。ただ、(メジャーでは)カッターやスライダーでは打ち取れない可能性もあり、武器である速球とスプリッターの2球種を生かすためにリリーフに回るかもしれない」と起用法に言及。その上で「ただ、センガの球威やコントロールならば、先発起用を考えているいくつかのチームを納得させることができるだろうし、チャンスを与えられる資格もある」と指摘した。

■すでにカブスは接触か

メジャーの移籍情報を扱う米サイト『Trade Rumors』も千賀の動向を報じており、「彼は人気のターゲットと考えられている。海外から来た選手はメジャーレベルで通用するかどうかまだ証明されておらず、市場価値はやや低い。今年のFA市場にはジェイコブ・デグロムやジャスティン・バーランダー、カルロス・ロドンなどのエリート投手がおり、全員が巨額の契約を確保することは確実。そのため、市場で高額なトップ選手を買うつもりのないチームにとっては、センガは魅力的な選択肢になるだろう」と解説した。

数年前からメジャー移籍を希望してきた千賀が、多くの球団からリストアップされていることは確実で、先日は米メディア『NBC Chicago』が「センガは非常に魅力的だ。シカゴ・カブスもスカウティング能力に自信を持っており、すでに接触もしている」と報じていた。“千賀争奪戦”が勃発しそうな気配となっている。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》

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