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Dリーグで躍動するBenefit one MONOLIZが東京タワーの麓にオープンしたeスポーツパーク RED° TOKYO TOWERを舞台に11月30日、「MONOLIZ PARTY」を開催。訪れたファンを独特の世界観のダンスパフォーマンスに引きずり込み熱狂させた。
◆ソフトバンクがダンス界で実現させた近未来的3D映像の衝撃 3Dバトルも提供スタート
■XRによるいつもと違ったステージ
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この至近距離で圧巻のソロパフォーマンスも 撮影:SPREAD編集部
RED° TOKYO TOWERは今年4月、東京タワー直下に位置するフットタウン内にオープンした日本最大規模を誇る eスポーツパーク。コロナ禍から復活を目指す日本の観光業としても、ゲームという日本最強コンテンツを発信する新たなスポットとして期待が寄せられている。各フロアにはシューティング・ゲーム、レーシング・ゲームなど最新アトラクションが配され、誰でも楽しむことができる。
本日の舞台はその5階、ULTIMATE ZONEに置かれた「SKY STADIUM」。ここは大型LEDパネルを4面に配し、リアルタイムで3D CG映像を合成できるXR映像システム「Vizrt(ビズアールティー)」を常設した最先端のXRアリーナ。リアル×バーチャルの圧倒的な迫力を楽しむことができる。
ふだんのDリーグの舞台とは、また異なる映像美とともに、MONOLIZの耽美なパフォーマンスを堪能できる「ファン感謝デー」としてもいいだろう。もちろん圧巻のダンスのほか、MONOLIZのメンバーをテーマにしたクイズ大会なども行われ、スタートからフィニッシュまでMONOLIZカラー一色のイベントに仕上がっていた。
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会場のモニターで観戦しても、この完成度 撮影:SPREAD編集部
たまたま訪れていたDリーグ神田勘太朗COOに話を聞くことができた。「これまではコロナもあり、またレギュラーシーズンは2週間に1度のラウンドがあるので、なかなか難しいのですが、各チームには、こうしたファンと触れ合うようなイベントにどんどんチャレンジしてほしいと思います。ラウンドは東京が中心ですが、機が熟した暁には、地方開催も視野に入れています。チームにも東京以外のファン開拓のためにも、ぜひ活動してもらいたい」と、アリーナの盛況を前に目を細めていた。
去る5月には、「dip BATTLES」も同アリーナでパフォーマンスを披露。通常のラウンド以外でDリーガーのリアルに触れるダンス・ショーケースとして、同イベントの定着に期待したい。
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文●SPREAD編集部