【カタールW杯】クロアチア指揮官、サムライスピリットを警戒  米メディアは「尻尾にトゲがある」日本を評す | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【カタールW杯】クロアチア指揮官、サムライスピリットを警戒  米メディアは「尻尾にトゲがある」日本を評す

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【カタールW杯】クロアチア指揮官、サムライスピリットを警戒  米メディアは「尻尾にトゲがある」日本を評す
【カタールW杯】クロアチア指揮官、サムライスピリットを警戒  米メディアは「尻尾にトゲがある」日本を評す 全 1 枚 拡大写真

決勝トーナメント1回戦で日本と対戦するのは、前回2018年ロシア大会の準優勝国クロアチア。決戦を控え、記者会見に臨んだズラトコ・ダリッチ監督は「日本とクロアチアは対等な立場」と語り、選手たちには慢心を排除するよう求めたという。複数の海外メディアが報じている。

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■慢心排除「甘く見てはいけない」

今大会注目株のひとり、20歳のDFヨシュコ・グバルディオル(ライプチヒ)とともに記者会見に出席したダリッチ監督。日本について「彼らはサムライの哲学に則って戦ってくるだろう。我々もそうだ。さらに上を目指すなら、これまでと同じくベストを尽くし、誰が相手でも甘く見てはいけない」と話し、あくまで対等な立場であると強調。その上で、「日本は最も根気のある、粘り強い相手だ。決してあきらめない。我々とメンタリティーが似ている」と分析した。

日本人選手も数多く所属しているブンデスリーガでプレーするグバルディオルは「日本人の精神はよく分かっているつもりだ。彼らはかなり危険な存在で、戦うチームだ。最後まで戦い抜き、降参しない」と日常的に対戦している経験も踏まえて、警戒心をあらわにした。

■「守備的だがトゲがある」ESPN指摘

ベスト8入りを懸けてクロアチアに挑む日本代表(C)ロイター

規律を重んじ、全員がハードワークをいとわない点など共通点も多い両チームだが、同監督が「日本は世界で最もボールポゼッションが低い国」と指摘したように、試合の進め方には違いもある。

データサイト「Opta」によると、日本は初戦のドイツ戦で261本のパスを試みたが、相手のドイツは820本を記録。スペイン戦は日本の237本に対し、スペインは1070本に達したという。しかし、結果は日本がいずれも勝利。逆に敗戦を喫したコスタリカ戦のパスは、日本575本、コスタリカ444本で日本が上回った。

グループリーグを見る限り、日本は主導権を握られながらも、しっかり耐えてカウンターというパターンで勝利を手にしている。この戦いぶりについて、米「ESPN」は「超守備的で消極的、しかし尻尾にトゲがある」と表現し、「この戦い方でクロアチアも突破できるか」と注目した。

クロアチアはドイツやスペインほどポゼッションにこだわることはなく、臨機応変に挑んでくる試合巧者。コスタリカ戦のように日本がボールを“持たされる”可能性もあり、互いに様子をうかがう時間も増えそうだ。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》

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