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独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)は6日、FIFAワールドカップ・カタール2022のサッカー日本代表、決勝トーナメントにおけるクロアチア戦の結果を発表した。
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■日本勝利予想は43.61%
森保ジャパンは日本時間6日0時キックオフとなったクロアチア戦、90分でのスコアは1ー1の引き分けに。延長の上、さらPK戦へともつれ惜敗した。WINNERでは90分間の試合のみが対象となるため、この試合は引き分け扱いに。
JSCの発表では、1ー1の引き分けを予想したのは、8.98%。オッズは5.5倍となっており、払い戻しは1100円となった。これは日本勝利予想の2ー1のオッズ4.2倍、1ー0の同4.9倍に続き、3番人気だった。なお、最終的に日本の勝利予想は、43.61%だった。
クロアチア勝利を予想したのは、34.73%。引き分け予想は21.67%だった。総和が100%とならない点についてJSCの資料に記載はない。
■前日の日本勝利予想は49%
5日10時時点での1番人気は、2ー1で日本の勝利。オッズは3.7倍となっていた。これに続き、1ー0勝利がオッズ4.5倍、2ー0勝利が5.7倍とトップ3を形成。日本の勝利予想は49%。
4番人気がオッズ6.5倍、1ー2で日本の敗退となっており、日本敗戦予想は33%。引き分け予想が18%となっていた。
これまでのWINNER予想の傾向は興味深い。グループリーグ初戦となったドイツ戦では53%が日本の敗戦を予想。結果、日本が劇的な逆転勝ちを収めた。一方、コスタリカ戦では69%が日本の勝利を予想したが、実際に惜敗したのはご存知の通り。一転、最後のスペイン戦でも52%が日本敗退を予想。しかし、これも見事なまでの逆転劇を見せ、日本は決勝トーナメントへと進出を果たした。
本大会、WINNER予想とは、すべて逆の結果となった点、今後の傾向を占う上では、非常に興味深い事実だ。
文●SPREAD編集部