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FIFAワールドカップカタール2022は、ラウンド16が終了し、ベスト8の対戦カードが決まった。優勝に向けた争いとともに注目なのが、大会を彩るスター選手たちの活躍である。
■ムバッペはメッシに並ぶ
アルゼンチン代表として5大会連続W杯出場のリオネル・メッシは、今大会ここまで4試合に出場し得点ランク2位タイの3ゴール。W杯通算では23試合に出場し9ゴールと、同じアルゼンチンのレジェンドであるディエゴ・マラドーナの21試合8ゴールを上回った。
同じく5大会連続出場のクリスティアーノ・ロナウドは、21試合に出場し8ゴール。今大会はここまで4試合に出場し初戦のガーナ戦のPKのみと、爆発力は鳴りを潜めている。準々決勝ではダークホースとして旋風を起こしているモロッコ相手に得点が期待される。
この両雄を追い越す勢いなのが、優勝候補筆頭のエース2人。ブラジルのネイマールは3大会連続となるW杯で12試合7ゴール。また、フランスのキリアン・ムバッペは今大会5ゴールの荒稼ぎで、11試合に出場し9ゴールと23試合出場のメッシの得点に早くも並んでいる。
ロナウドが現在37歳、メッシが35歳、ネイマール30歳に対し、ムバッペはまだ23歳。それぞれ果たしてどの程度、得点を積み重ねるのだろうか。
日本時間10日から準々決勝で、アルゼンチンはオランダ、ブラジルはクロアチア、11日にポルトガルはモロッコ、フランスはイングランドとそれぞれ顔を合わせる。優勝争いとともに各国のエースたちのゴールにも期待がかかる。
■各国エースのW杯通算成績
リオネル・メッシ(アルゼンチン)23試合出場9ゴール
クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)21試合出場8ゴール
ネイマール(ブラジル)12試合出場7ゴール
キリアン・ムバッペ(フランス)11試合出場9ゴール
◆ベスト8対戦カード決定 前回優勝フランスはイングランド、ブラジルは日本下したクロアチアと激突
◆C・ロナウドのスタメン落ちは懲罰!“王様”不在のピッチでポルトガル6点大勝の皮肉
文●SPREAD編集部