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1カ月にわたり行われたFIFAワールドカップ・カタール2022はアルゼンチンの36年ぶり3度目の優勝で幕を閉じた。英データサイト『Whoscored.com』が、W杯での全選手の平均採点を公開し、日本代表のMF堂安律がトップ50に名を連ねている。
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■ドイツ、スペイン撃破の立役者
同ランキングで1位に立ったのはリオネル・メッシ(8.25)。大会では7得点3アシストの活躍でアルゼンチンを牽引し、決勝でも2ゴールを決める働きで“メッシの大会”としてサッカー史にその名を刻んだ。
2位にはポルトガルの司令塔としてベスト8に導いたブルーノ・フェルナンデス(8.15)がランクイン。大会得点王に輝き決勝ではハットトリックの活躍を見せたフランスのキリアン・ムバッペ(8.00)が3位に続いている。
日本で唯一ベスト50にランクインしたのが40位の堂安(7.17)。本大会ではドイツ戦とスペイン戦で値千金のゴールを決めるなど、日本のグループステージ突破の立役者となった。
今季からブンデスリーガのフライブルクでプレーする堂安はこの大会で評価を高め、将来的なステップアップの可能性も噂されている。日本の躍進に貢献したレフティーの今後にも注目が集まる。
■『Whoscored.com』によるカタールW杯採点ベスト10
1位 リオネル・メッシ(アルゼンチン代表/8.25)2位 ブルーノ・フェルナンデス(ポルトガル代表/8.15)3位 キリアン・ムバッペ(フランス代表/8.00)4位 ヴォイチェフ・シュチェスニー(ポーランド代表/7.88)5位 ジャン・シャルル・カステレット(カメルーン代表/7.71)6位 ブカヨ・サカ(イングランド代表/7.68)7位 ジャマル・ムシアラ(ドイツ代表/7.64)8位 ジュード・ベリンガム(イングランド代表/7.58)9位 コーディ・ガクポ(オランダ代表/7.53)10位 カゼミーロ(ブラジル代表/7.53)
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文●SPREAD編集部