スペインのスポーツ紙『ムンド・デポルティーボ』は現地時間3日、翌4日に開催される国王杯3回戦ウニオン・デポルティバ・ログロニェス対レアル・ソシエダの試合に関して、「レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督は、久保建英を招集しないと正式に発表した」と報道した。
◆「W杯のクボとは違う！」先制弾演出の久保建英にチーム2位の高評価！現地メディア「ふてぶてしい」
■「日曜にはプレーする」と監督
同紙は今回久保が招集されない理由として「久保が大腿四頭筋を痛めており、今回は大事をとって休ませることにした。」としており、監督自身の言葉として、「久保自身は今日も通常通りトレーニングをして明日もプレーしたいと言っていた。だが、チームとして余計な心配はしたくない。自分（監督）もリスクを犯したくない。明日、久保がプレーすることはないが、きっと日曜日には問題なくプレーするだろう」とした。
スポーツ紙『マルカ』も同様に久保の欠場を伝えているが、久保の状況は深刻なものではないという報道をしている。
国王杯は同4日までに3回戦が行われ、同17日には4回戦、2月24日から26日にかけ準々決勝が予定され、決勝は5月6日となっている。
今回の未招集は、先を見すえたレアル・ソシエダの戦略において、久保が果たす役割の重要性が高いことを意味するようだ。
◆久保建英 決勝Tインフルで欠場「ベッドの上で俺のW杯終わった」 家族にも会わず「どこでもらったか分かんない」
◆「優しい、びっくりした」発熱で離脱した久保建英、部屋の前にのど飴を置いてくれた選手を明かす！森保監督の訪問には「清掃の人かなって待たせちゃって…
◆特集 日本代表初のベスト8なるか、森保ジャパン vs. クロアチア代表 展望・放送予定・結果一覧
文●對馬由佳理（スペイン在住）
