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第101回全国高校サッカー選手権大会は岡山学芸館(岡山)と東山(京都)が決勝まで勝ち進み、9日に優勝を懸けて戦う。そんな中、昨年の大会を沸かせた選手に世界から関心の目が向けられている。
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■FC東京1年目でレギュラー奪取
イタリアメディア『l’Ultimo Uomo』は5日、「2023年に注目すべき50人の若手選手たち」のタイトルで特集記事を掲載。FC東京に所属するMF松木玖生が選出されている。
松木は昨年の高校サッカー選手権で青森山田の優勝に貢献し三冠獲得。鳴り物入りでFC東京に加入すると、高卒1年目でレギュラーを掴み、31試合に出場し2ゴールの結果を残した。
そんな19歳に対して同メディアは「マツキはプロデビュー前から青森山田の選手として有名だった。すでにヨーロッパからオファーを受けていた中でFC東京を選択し、シーズン30試合以上に出場した」と紹介。
さらに、「ボックス・トゥ・ボックス型の万能なミッドフィルダー」と選手としての特徴を挙げ、「テクニックとダイナミックさを持ち、ボール奪取から正確な左足のラストパスを出せる」と評している。
松木は2024年のパリ五輪や、2026年のワールドカップ出場も期待される日本のホープ。世界から注目を集めるプロ2年目には、引き続き期待がかかる。
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文●SPREAD編集部