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第40回フェブラリーS(GI、ダ1600m)の枠順が17日、発表された。
前哨戦・根岸S勝ち馬のレモンポップは4枠7番、鞍上・戸崎圭太騎手で挑むドライスタウトは2枠4番、昨年の帝王賞覇者メイショウハリオは3枠6番に入った。
ここでは過去10年データから、予想のヒントになる「枠順傾向」を分析していく。
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■ドライスタウトは最多3勝の2枠に
1番人気が予想されるレモンポップが入った4枠は【1.1.1.17】勝率5.0%、連対率10.0%、複勝率15.0%と不振。しかし、4枠の1番人気では2019年のインティが優勝、16年のノンコノユメが2着を確保しており、決して不利という枠ではない。
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[フェブラリーステークス]過去10年の枠順傾向
最多3勝の2枠には、上位人気が予想されるドライスタウトが入った。昨年、3番人気のアルクトスが7着に敗れたが、2021年に1番人気カフェファラオ、17年に2番人気ゴールドドリーム、15年に1番人気コパノリッキーが制し、上位人気の馬は結果を残している。しかし、この3頭がいずれも複数GI制覇の強豪という共通点はある。
注目したいのが、テイエムサウスダンとショウナンナデシコが入った5枠。同枠は、勝てていないが複勝率30.0%はトップの数値。一昨年、9番人気のエアスピネルが2着に、2017年の5番人気ベストウォーリアが2着に、13年の7番人気ワンダーアキュートが3着と2、3着止まりながら警戒すべき好枠と言える。
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文●SPREAD編集部