
3月8日に開幕を迎えるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する野球日本代表・侍ジャパンは、26日にソフトバンクとの強化試合に挑み、オリックス・バファローズの山本由伸が先発した。
◆侍ジャパン、ソフトバンクとの第2戦は山本由伸が先発 クリーンアップは岡本和真、村上宗隆、山川穂高
■ミスも絡み2回に失点
侍ジャパンの先発マウンドに上がったは山本は、初回ソフトバンクの1番牧原大成をレフトフライに打ち取る。2番の中村晃に四球を与えたが、3番栗原陵矢、4番栗原陵矢を連続三振に仕留めピンチを与えない。
続く2回は1アウトから6番の正木智也にレフトへ2ベースを打たれると、7番のガルビスにライトへのタイムリーを打たれ先制点を許す。さらに2アウトから9番三森大貴の打球を三塁の村上宗隆が悪送球。追加点を奪われる。
3回のマウンドにも上がった山本は、2番の中村をセカンドゴロ、3番栗原を空振り三振、4番の柳田をセカンドゴロに打ち取り三者凡退でこの回を終えた。
山本は3回39球を投げ、2安打1四球2奪三振で2失点。2回に味方のエラーも絡み失点したが、今年から取り組む新フォームでの投球でWBC本大会に向けて実戦経験を積んだ。
試合は3回を終えてソフトバンクが2-0でリードしている。
◆侍ジャパン 壮行試合初戦白星発進も 守備が乱れて不安と課題残す 栗山監督「試合になるといろんなものが見えてくる」
◆“完全試合男”佐々木朗希、侍ジャパン初陣で最速162キロ 柳田悠岐らから圧巻3Kで順調ぶりアピール
◆侍ジャパン 日程、トーナメント表、中継情報、対戦国情報、試合結果一覧
文●SPREAD編集部