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MLB公式サイトは5日、ドミニカ共和国代表でトロント・ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.がワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を欠場すると報じた。ゲレーロJr.は3日(日本時間4日)に行われたオープン戦で右膝に違和感を抱え、途中交代。4日(同5日)に球団公式サイトが発表していた。
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■「治療が最善策」とブルージェイズ監督
ゲレーロJr.は3日の試合を途中交代、MRI検査の結果、損傷は認められなかったが、球団から大事をとってWBC欠場が発表された。予定では5日(同6日)、代表チームと合流するスケジュールとなっていた。ジョン・シュナイダー監督は「彼は今日治療を受け足を休めている。今はそれが彼にとって最善のことであると思う」とコメントした。
ゲレーロJr.は2021年、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平とホームラン王争いを展開した末、タイトルを獲得。MVPレースでも大谷と競り、こちらは大谷に軍配が挙がり、そのため日本でも知名度が高い。
ドミニカ共和国代表は第3回となる2013年のWBCで全勝優勝を果たしており、今回も米メディアなどではアメリカ、日本を上回り、優勝候補の筆頭に上がっていた。
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文●SPREAD編集部