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いよいよ8日に開幕が迫った野球の世界一決定戦ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を前に侍ジャパンは6日、阪神タイガースとの壮行試合に臨み、8-1と大勝した。
◆【実際の映像】古田も「笑うしかない」と解説した大谷翔平、左手一本、バックスクリーン弾
■メジャー勢が侍ジャパンを牽引
MLBの規定により5日まで対外試合の出場が禁止されていたメジャー勢も、本日から出場解禁。これにより、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は「3番DH」、セントルイス・カージナルスのラーズ・ヌートバーは「1番・中堅」として先発に名を連ねた。
ヌートバーは第1打席、中安打を放ち来日初打席で初安打をマーク。第2打席も走者・源田壮亮を三塁に置くチャンスの場面で、先制タイムリーを放ち来日後初打点もマークした。
一方の大谷は2死一、二塁で迎えた3回の第2打席、阪神・才木の投じた4球目をすくい上げると、センターの右のスタンドに飛び込む3ランを放った。続く5回表の第3打席でも、阪神・富田の6球目を再び右中間へと運び、2打席連続3ランを叩き込んで侍ベンチを盛り上げた。
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左手一本で3ランを放った大谷翔平 (C) Getty Images
なお、今季からボストン・レッドソックス所属となった吉田正尚も、5回の第3打席に左翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち、3打数1安打1打点をマーク。
三人は5回に交代となり、ヌートバーが3打数2安打1打点、大谷は3打数2安打、2本塁打6打点と侍ジャパンを牽引。三人併せて合計8打点の大活躍でメジャー勢の壮行試合デビュー戦を大勝で飾った。
◆侍ジャパン、大谷翔平が3ラン・ホームラン 3番DHスタメンから
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文●SPREAD編集部