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侍ジャパンは6日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けた壮行試合で阪神タイガースと対戦、メジャー勢の活躍もあり8-1と快勝した。
3打席で3ラン連発という爆発を見せた大谷翔平は試合後、お立ち台に上がり、コメントを残した。壇上に登った大谷は左手を高く上げ歓声に応えた。
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■「チーム全員で調子を上げて初戦を迎えたい」
大谷は「今日初めてのゲームだったんですけど、いい雰囲気で全員が戦って行けると思うので、ダルビッシュさんをはじめ、素晴らしい選手が集まっているので、チーム一丸で頑張りたいなと思ってます」と切り出した。
3ランについては「1打席目はちょっと反応悪いかと思ったんですけど、2打席目修正しながら、いい打席だったなと思います。(才木投手の)素晴らしいボールだったので、なんとか負けないように、ツーストライクでしたけどいい角度で振ることができたんじゃないかと思います。(2発目については)フルカウントだったので、シンプルに甘い球を打とうかなっと。結果的にいい打席だったと思います。ちょっと詰まりましたけど、力でなんとか運べてよかったかな」とその感触を口にした。
ファンからの大歓声については「ほんとに力になっています」とし「最初のヌートバー選手の先制点が一番大きかったんじゃないかな。そこからいい感じでみんな力が抜けて、いい試合だったと思います。(ヌートバーは)最初の打席で打ってくれてほんとに勢いづけてくれた。なんとか全員で一点一点とって行きたいなと思っています」とただひとりの日系侍の活躍を讃えた。
調整については「僕自身の調整は今のところ順調に来ていると思うので、チーム全員で調子をもっともっと上げていっていいチームで初戦を迎えられればと思います」と勝利への意欲を語った。
最後に「また明日、1試合あるので調整したいと思います。まだまだ声援が足りないので、もっともっと大きな声援をよろしくお願いします」とファンへの注文も忘れなかった。
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文●SPREAD編集部