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野球の世界一を決めるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は11日、プールB・1次リーグ第3戦の日本対チェコ共和国の試合が行われ、佐々木朗希が先発。3回2/3を投げ、2安打8奪三振1失点(自責0)の投球を見せた。
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■「3・11」に先発した“令和の怪物”
東日本大震災から12年。奇しくも3月11日に先発マウンドを託された佐々木は、初回からトップギアで立ち上がる。
チェコ共和国チーム唯一のMLB経験者、2番ソガードから最初の三振を奪うと、3番フルプにはこの日最速の164キロを計測。
守備の乱れから1点を失うも、その後は安定の奪三振ショー。スタンドで母・陽子さんが見守る中、佐々木は3回2/3、66球を投げ、2安打3四死球8奪三振1失点(自責0)。“令和の怪物”が上々のWBCデビューを飾った。
なお、試合は4回終了時点、3-1で日本がリードしている。
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文●SPREAD編集部