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野球の世界一を決めるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は11日、プールB・1次リーグ第3戦の日本対チェコ共和国の試合が行われ、侍ジャパンが10-2で快勝した。
◆大谷翔平、チェコ共和国相手にも魅せた“Sho Time!” 190キロ弾丸2ベースに三盗で足でも魅了
■牧秀悟が今大会2発目、宮城大弥が5回を好リリーフ
侍ジャパンは佐々木朗希が先発。初回に守備の乱れで失点を許すも、最速164キロの直球を軸に、3回2/3で2安打8奪三振1失点(自責0)の好投を見せる。
打っては1点ビハインドの3回裏、2死1、2塁から吉田正尚の逆転打を皮切りに試合の主導権を握ると、続く4回裏にはヌートバー、近藤健介、大谷翔平の3連続タイムリーなどで一挙4得点。8回裏には牧秀悟に一発、村上宗隆にもWBC初安打が飛び出した。
佐々木の後を継いだ宇田川優希が1/3回を締め、その後は宮城大弥が最後まで投げ抜き、チェコ打線を2失点に抑え込んだ。
序盤こそバタついたものの、終わってみれば投打がかみ合い8点差をつけ完勝。負けなしの3連勝で、準々決勝進出を大きく引き寄せた。
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文●SPREAD編集部