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ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、見事14年ぶりに世界一奪還を果たした侍ジャパンは22日未明、試合後の合同記者会見に臨んだ。
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■「会見会場に紛れ込んだ」と釈明
すると元・北海道日本ハム・ファイターズで2022年に現役を引退した杉谷拳士がフリーとして最初に質問「お疲れさまです。無職の杉谷拳士です。感動の試合で会見会場に紛れ込んでしまいました。すいません」と第一声を挙げた。
杉谷はダルビッシュ有、大谷翔平のリレーはシナリオ通りかと栗山英樹監督に質問すると「シナリオ? 難しいこと聞くね」と栗山監督に反応され、平謝りのシーンも。監督は「チームが勝つためにどうしたらいいか考えているだけなんで、あの状況もいろんな要因が重なって、理想としてこういうふうになったらいいというのは、もうずいぶん前から。いろんなことは、去年の段階から考えていました」と回答した。
また、大谷翔平に対しては、宮崎キャンプから「侍ジャパンと一緒に戦っていた気持ち」ながら、まだひと言も話をしてもらったことがないと陳情、自分を「覚えているか」とすがった。これに対し大谷は「まぁ、なんとなくは…はい」と答えるにとどまり、杉谷は「これを機に覚えていただければありがたいです」とさらに迫り、未明にもかかわらず記者会見場は笑いに包まれた。
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文●SPREAD編集部