【WBC】米国敗因分析 三振のトラウトは「翔平は第1ラウンドを制した」と悔しさ滲ませリベンジ誓う | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【WBC】米国敗因分析 三振のトラウトは「翔平は第1ラウンドを制した」と悔しさ滲ませリベンジ誓う

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【WBC】米国敗因分析 三振のトラウトは「翔平は第1ラウンドを制した」と悔しさ滲ませリベンジ誓う
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ワールド・ベースボール・クラシックWBC)は日本の3大会ぶり優勝で幕を閉じた。

最後は大谷翔平が盟友マイク・トラウトから三振を奪い、ゲームセット。劇的な幕切れとなった決勝だったが、敗れた米国マーク・デローサ監督は早速、敗因に言及。投手陣整備の必要性を訴えた。

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■米国監督、日本の投手陣に脱帽

最後の最後に「大谷vsトラウト」というファン待望の勝負が実現した決勝。結果は二刀流のユニコーンが現役最強打者を三振に打ち取り、ゲームセット。日本が3-2で勝利し、3大会ぶりの優勝を果たした。

大谷が歓喜の声をあげる一方、トラウトは今回の対決について「彼は第1ラウンドを制した」(FOX Sports:MLB)と短くコメント。“第2ラウンド”があるのか、何を指すのか、判然としないものの悔しさが伝わってくる一言を残した。

連覇を逃したデローサ監督は「我々のラインナップを2点に抑えるのはとても難しい。こんなことになるとは思ってもみなかった」と話し、日本投手陣を称賛。自慢の打撃が封じられたことが計算外だったと明かした。もっとも大会全体を通じては、スター選手が並ぶ野手陣に比べて、投手陣に物足りなさがあったことは明らか。投手の派遣に消極的な風潮に対して、同監督は「もう少しオープンな心構えが必要で、(投手を送り出すことに)より意欲的でないと…」と訴えた。

MLBのロブ・マンフレッド・コミッショナーも指揮官に同調。「競技的な観点から見ると、私たちは特に投手に関して、各チームと協力して取り組みを続ける必要がある。我々には素晴らしい選手がいたが、私は投手陣も野手陣と同じ質を持つようになることを望む」とコメントした。

今回はサイ・ヤング賞3度のクレイトン・カーショーが出場を表明していたが、直前になって辞退。昨季ア・リーグのサイ・ヤング賞右腕ジャスティン・バーランダーら各チームのエース級も出場を見送った。

2026年に開催予定の次回WBCでは、投打ともスターをそろえた米国の姿を見ることができるか。覇権奪回は各チームの姿勢にかかっている。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》

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