元K-1世界三階級王者の武尊が29日、都内で記者会見を行い、日本初のPPV（ペイ・パー・ビュー）ファイターとしてABEMAと専属契約を結んだことを発表。さらに次戦の概要を公表し、昨年「THE MATCH」以来となる復帰戦に向けて意気込みを語った。
◆【実際の映像】武尊、約1年ぶりとなる復帰戦への意気込み語る、ロッタン戦についても言及
■サグデン「世界に出ることの厳しさを教える」
待望の復帰戦は6月24日、フランス・パリ開催の『Impact in Paris』でベイリー・サグデンとのISKA王座決定戦に決まった。現在空位となっている61キロ級の頂点を争う。武尊にとっては初めての海外試合、61キロ契約（適正は60キロ）、3分5ラウンド、ISKAタイトルマッチと、初めて尽くしの復帰戦となる。
武尊は「僕を知らない人たちを熱狂させられる試合をしたい。フランスの会場みんなを武尊ファンにするような最高の試合をする。日本の格闘技界の凄さを見せる戦いにしたい」と、アウェーでの試合にも気合いは十分だ。
会見には対戦相手のサグデンも登壇。サグデンは63.5キロ王者で、3月に防衛に成功するなど直近5試合で負けなしと絶好調。武尊との一戦で2階級制覇を狙う。今回の試合について「（武尊に）世界に出ることの厳しさを自分が教えたいと思います」と王者らしくコメント。さらに「武尊選手と同じようなファイトスタイルです。KOされないように気をつけてください」とファンの期待を煽った。
「フェイスオフで気持ちの強さを感じ、熱い試合ができる相手だと思った」と武尊（撮影：SPREAD編集部）
対する武尊は、約1年ぶりの復帰戦に向け「次の試合で必ず勝って、負けたあとも応援してくれていたみんなに勝つ姿を必ず見せます」と必勝を誓っている。このタイトルマッチはABEMAとの専属契約後の初陣でもあり、日本の格闘技界、ひいてはスポーツ業界にPPVを普及させるためにも、影響力を持つ一戦となる。果たしてフランスの舞台でも武尊のバク宙を見ることができるか。
◆武尊、ABEMAとの専属契約を発表 最低報酬1億円の日本初“PPVファイター”誕生に「夢がある」
◆武尊、今年の復帰戦で“最高の勝ち方”を約束 世界挑戦も宣言「アメリカでも武尊を普及させたい」
◆元K-1王者・武尊はどこへ向かうのか 天心戦から140日、魂の格闘家が歩む“行脚”の日々
文●SPREAD編集部
■復帰戦への意気込み
【🔴LIVE】#武尊 緊急記者会見
ー復帰戦が決まった時の率直な感想
✅武尊選手コメント
「やっと復帰戦が発表できて嬉しい」
「ずっと海外で試合をしてみたかった」
「権威あるISKAのベルトに挑戦して
世界に日本の格闘技をアピールしたい」— ABEMA格闘 (@Abema_Fight) March 29, 2023
■ロッタン戦について言及
【🔴LIVE】#武尊 緊急記者会見
ー #ロッタン 戦に言及💥
「実現に向けて動いている」
「ただ、6/24の試合に勝たないと意味がない」
「この試合に勝って世界に名前を売ることで実現に繋がるはず」
— ABEMA格闘 (@Abema_Fight) March 29, 2023
