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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は30日(日本時間31日)、敵地で行われたオークランド・アスレチックスとの開幕戦に「3番DH・投手」で先発出場。6回10奪三振無失点の快投を披露。しかし今季もリリーフ陣が崩れ、初戦を勝ち星で飾ることはできなかった。
■なんとジャッジ本塁打の次点に選定
大谷はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で投打にわたり大会を支配、この日のMLB開幕戦でもいつもどおり投打で試合を支配し、無失点投球を演じたが、それを助けたのが5回、ハンター・レンフローが見せたアクロバティック・ノールックキャッチだ。
このサーカス・プレーには、エンゼルス公式SNSも「なんだ、ありゃ?」と思わず動画を掲載。話題をさらった。
◆【実際の映像】大谷翔平を驚かすには、これぐらい必要というノールックキャッチ
しかし、この衝撃は西海岸だけにとどまらなかった。MLB公式サイトは3月31日(日本時間4月1日)、「開幕戦ベスト・シーン11」という記事を掲載。トップこそニューヨーク・ヤンキース、アーロン・ジャッジのホームランに譲ったものの、2番目にレンフローのノールック・キャッチがランクインした。
このプレーにはMLB識者もこぞってSNSを更新。大谷大好き、FOX Sportsのアナリスト、ベン・バーランダー氏が「このレンフローのキャッチはなんだ」と紹介すれば、ピッチング・ニンジャのアカウントで知られるロブ・フリードマン氏も「翔平を驚かすには、これぐらいのプレーを見せなければならない」とコメントを掲載した。
大谷は試合後「絶対ヒットだなっと思ったので(プレーには)、はい、驚きました」と驚きを隠さなかった。
無失点投球にスーパープレーが飛び出しながら、それでも「なおエ」なチーム。次戦はぜひ今季、初勝利としたいものだ。
◆【実際の映像】「なんという球だ」大谷翔平、開幕戦で投じた162キロの剛速球
◆大谷翔平、開幕戦10奪三振無失点の快投でまたもメジャー122年ぶりの新しい記録刻む
文●SPREAD編集部
Hunter Renfroe, No Look Catch. 🫣
When you impress Shohei, you've done something. pic.twitter.com/7JH3oO2yAO
— Rob Friedman (@PitchingNinja) March 31, 2023