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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は5日(日本時間6日)、敵地でのシアトル・マリナーズ戦に「3番DH・投手」で先発出場。投げては6回を3安打8奪三振1失点、打っては7回にタイムリーを放ち2打数1安打2四球1打点の活躍で今季初勝利を挙げた。
◆【実際の映像】大谷翔平、初勝利も新ルールの“被害者”に 投打でピッチクロック違反を受けたシーン
■今季から採用された新ルール
大谷は制球に苦しみながらも6回を投げ1失点、打ってはタイムリーを放ち4-3の勝利に貢献。そんな中で、今季から採用された新ルールの“被害者”となる場面があった。
まずは投手として迎えた初回の場面。1死二塁でキャル・ローリーに対して、初球を投じる前に時間内に投球動作に入ってなかったためピッチクロック違反を取られ、1ボールを宣告される。
さらに、打者として迎えた6回の第3打席、今度は球審に「構え遅れ」を指摘され1ストライクを宣告。1試合中に初めて投打でピッチクロック違反を受けた選手となった。
「ピッチクロック」は今季から採用された新ルールで、投手としては走者なしで15秒以内、走者ありでは20秒以内に投球動作に入らなくてはいけない。また、打者としては8秒以内に打つ準備を始める必要がある。この日の大谷は、その双方でルールが適用された形となった。
◆【実際の映像】大谷翔平、初勝利も新ルールの“被害者”に 投打でピッチクロック違反を受けたシーン
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文●SPREAD編集部
Shohei Ohtani will forever be the first player EVER to receive a pitch clock violation as both a hitter AND pitcher in the same game. 😂
— Ben Verlander (@BenVerlander) April 5, 2023