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キックボクシングからボクシングに転向した那須川天心(帝拳)が8日、有明アリーナで日本バンタム級2位の与那覇勇気(真正)とのデビュー戦に臨み、3-0の判定で初勝利を飾った。
◆【実際の映像】“神童”がボクシングの世界にデビュー 那須川天心の試合前の歴史的瞬間
■『Amazon Prime』に生出演
キックボクシングからのデビューとなった那須川は、ボクシング転向後初戦とは思えぬ堂々たる戦いぶりを披露。第4ラウンドにはラッシュを仕掛けるなど終始試合を圧倒し、判定で与那覇を下した。
試合後『Amazon Prime』に生出演した那須川は、「今はデビューができて大きな舞台で勝ててほっとしています。緊張感はありましたが、自分の中で半年間いろいろやってきた。いい面も悪い面もあったし、伸びしろがある」と安堵した。
出演していた長谷川穂積氏から「デビュー戦であれだけの動きはすごい。間に座らなかったのはなぜ?」と問われると「キックの時、座ったことがなかったので。座るんですか? 次から座ってみます」と笑みを浮かべた。
那須川は今後に向け「世界タイトルマッチはレベルが高い。強くなることだけ目指していきたい」と述べ、“ボクサー那須川天心”としての将来を見据えた。
◆【実際の映像】“神童”がボクシングの世界にデビュー 那須川天心の試合前の歴史的瞬間
◆那須川天心、デビュー戦でダウン奪い3ー0と完勝 「これでボクサーとして見てくれますか」
◆“モンスター”井上尚弥、那須川天心は「技術が非常に高く、気持ちが強い」
文●SPREAD編集部