
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は18日(日本時間19日)、敵地でのニューヨーク・ヤンキース戦に「2番DH」で先発出場。初回第1打席に先制の2ランを放つ活躍をみせた。
◆【実際の映像】大谷翔平、アーロン・ジャッジも見送るだけ 今季4号先制2ランは188キロ高速弾
■シュミットの3球目を強振
「ルースが建てた家」と呼ばれ、ベーブ・ルースが球場第1号を放った旧ヤンキー・スタジアムの開場100周年のセレモニーが行われたこの日、大谷はルースに捧ぐメモリアルアーチを描いた。
初回無死二塁で迎えた第1打席、大谷は相手先発クラーク・シュミットが投じた3球目のスウィーパーを強振、打球は速度116.7マイル(約188キロ)、飛距離391フィート(約119メートル)を記録。今季ヤンキー・スタジアムでの初打席、最初のストライクを叩いての弾丸ホームランだった。
大谷はさらに5回の第3打席では打撃妨害で出塁すると、今季初となる盗塁にも成功。3塁に進んだ後にアンソニー・レンドンの犠牲フライで5点目のホームを踏んだ。
大谷は3打数1安打2打点で打率は.300。試合はエンゼルスが5-2で勝利。戦前からMLB公式サイトもこの連戦を「大谷 vs. アーロン・ジャッジ」と取り上げており、周囲の期待どおり、大谷のホームランによりMVP対決の第1ラウンドを制した。
◆【実際の映像】大谷翔平、アーロン・ジャッジも見送るだけ 今季4号先制2ランは188キロ高速弾
◆大谷翔平のヤンキー・スタジアム100周年記念弾に愛憎相まみえるニューヨーカー 「はやくトレードしろ」と二刀流を要求
◆大谷翔平、ピッチクロック違反の腹いせに主審にリベンジ 分析家も「スリ行為だ」と投稿
文●SPREAD編集部