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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は22日(日本時間23日)、本拠地エンゼル・スタジアムで行われるカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「3番DH」で先発出場する。
大谷は前日の同戦に「2番DH・投手」で今季5度目の投打同時出場。6者連続三振を奪うなど、7回を投げて2安打11奪三振無失点と圧巻の投球を見せた。エンゼルスを2-0の勝利に導き、今季無傷の3勝目を挙げた。
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■打率が急降下も前日に中前打
相手先発のザック・グレインキーは39歳の大ベテランで、通算223勝の実績を誇るレジェンド。第1期のロイヤルズ時代の2009年には16勝8敗242奪三振、防御率はリーグトップの2.16を記録し、サイ・ヤング賞に輝いた。2022年に再びロイヤルズに復帰し2シーズン目の今季はここまで0勝3敗と苦しいスタートとなっている。
投手としては3勝0敗、リーグトップの防御率0.64と圧巻の数字を残す大谷。しかし、打者としては18日(同19日)のニューヨーク・ヤンキース戦で第1打席に右中間への今季4号を放って以来ヒットから遠ざかり打率が急降下。前日の最終打席でようやく中前打が生まれ、ここからさらに復調を見せたいところ。
ロイヤルズは昨季19打数8安打で3本塁打を記録した相性のいい相手だけに、元サイ・ヤング賞投手のグレインキーを打ち崩す今季5号を放ち波に乗りたい。果たして、大谷のバットから4試合ぶりの一発は生まれるのか。
■エンゼルスのラインナップ
1番 LF レンヒフォ2番 CF トラウト3番 DH 大谷4番 3B レンドン5番 RF レンフロー6番 1B アーシェラ7番 2B ドルーリー8番 C サイス9番 SS ネトー先発投手 アンダーソン
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試合情報
エンゼルス-ロイヤルズ試合開始:4月23日(日)10:07(日本時間)中継情報:AbemaTV、NHK BS1
文●SPREAD編集部