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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は27日(日本時間28日)、本拠地でのオークランド・アスレチックス戦に「3番DH・投手」でスタメン出場。
6回を投げて2被弾を含む3安打5失点、5四死球8奪三振。一時同点に追いつかれたが、その後にエンゼルスが勝ち越し、今季4勝目をマークした。
◆【実際の映像】大谷翔平、サイクルヒット達成まであとは本塁打……の場面で“大飛球”にスタジアムが揺れる
■あと本塁打が出ればサイクル達成も…
大谷は3回まで連続で三者凡退の好投を続けたが、4回に突如の大乱調。自らの適時二塁打などで5点のリードを得てマウンドに立ったが制球が乱れ、四死球でランナーを背負うと3ランと2ランを浴び、同点に追いつかれた。
しかし、その後、相手リリーフ陣も乱れ、押し出しでエンゼルスが勝ち越しに成功。さらに大谷が6回2死走者なしの場面で右翼フェンス際への大飛球で三塁打とチャンスをつくり、4番レンドンの適時打でリードを広げた。
大谷は勝利投手の権利を得て6回降板後も「3番DH」で出場。
この日は、初回にバットを折られながらも二塁への内野安打で出塁、3回1死一、三塁の第2打席には左中間への適時二塁打で、自ら先制点を挙げ、2試合連続のマルチ安打と打点を記録。さらに、6回の第4打席に三塁打をマークし、残り本塁打が出ればサイクル安打のリーチとした。
迎えた8回の第5打席、大谷は相手6番手ラブレディが投じた初球をフルスイングすると、打球は高々と上がり、中堅フェンス際まで届く大飛球。飛距離389フィート(約119メートル)を記録したが惜しくも中越えならず、サイクル達成とはならなかった。
大谷は5打数3安打1打点2得点をマークし、打率.278と上昇した。
試合は8回に1点差まで迫られるもエンゼルスが5投手の継投でリードを守り抜き、8-7でアスレチックスに勝利。大谷は今季4勝目を挙げ、チームは同カード3連勝、14勝12敗の貯金「2」とした。
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文●SPREAD編集部
SHOHEI OHTANI JUST MISSES THE CYCLE!! WOWWW
— Ben Verlander (@BenVerlander) April 27, 2023