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「FEDELTA presents RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」は29日、国立代々木競技場 第一体育館で開催され、第4試合「RENA vs. クレア・ロペス」はロペスが3ラウンド4分21秒、一本勝ちで勝利した。
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■激闘も最後は苦悶の表情
RENAは2022年「RIZIN.37」スーパーアトム級トーナメント1回戦でアナスタシア・スヴェッキスカ戦で勝利後、左眼窩(がんか)内側壁の骨折が判明。約9カ月ぶりの復帰戦を勝利で飾ることはできなかった。
試合序盤からロペスがRENAの正面に入り、タックルで寝技に持ち込む。RENAは抵抗を試みるが、ロペスが顔を中心にダメージを与えていく。
第2ラウンドに入るとロペスがジャブから再び寝技に入り肘を取りにいく。しかし、中盤以降に入るとロペスに疲労の色が見え、RENAが反撃を開始する。迎えた第3ラウンドもプレッシャーをかけるのはRENA。ワンツーのコンビネーションを打ち込むなど前に出る。しかし、ロペスも最後の力を振り絞り最後は一瞬の隙をつく膝十字固め。RENAは苦悶の表情を見せ、たまらずタップアウト、一本勝ちでロペスが激闘を制した。
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(C)RIZIN FF
中南米の「Combate Global」アトム級2位にランクインするフランス出身のグラップラーが、RIZIN初参戦で初勝利を飾った。
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文●SPREAD編集部