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ボートレース児島「第39回鷲羽杯」(一般)は5日、優勝戦が行われた。進入は枠なり3対3から1号艇・茅原悠紀がコンマ18のSから1周1Mを先に旋回。3号艇・村岡賢人のまくり差しを交わすとバックストレッチではブッチギリの独走状態。そのまま逃げ切り通算50回目の優勝を飾った。
2着は6コースから差した6号艇・入海馨、3着には道中追い上げて逆転した2号艇・平尾崇典が入った。3連単は(1)-(6)-(2)で7630円20番人気の好配当となった。優勝した茅原は次走、23日から行われるボートレース芦屋「第50回ボートレースオールスター」に出走予定。
◆【実際の映像】茅原悠紀が地元・児島で独走V SGオールスターへ弾みをつける
■低調機中心も66号機、19号機が気配上昇
今節は、GI児島キングカップの前哨戦ということもあり、モーターの動きに注目された一節。優勝した茅原は17号機2連率44.59%、3連率62.16%を相棒に節間7勝をマークしたが、数字ほどではなくモーターに苦戦をしていた模様。それでも優勝できるのは腕があるということだろう。反対に、66号機は2連率22.67%、3連率34.67%と低い数字。平尾の整備力によってパワーを引き出していた。
その他、木山和幸が手にしていた19号機2連率33.33%、3連率60.26%は、準優勝戦で敗れたものの良い動きを見せていた。井上大輔は、62号機34.25%、3連率52.05%を扱っていたが、強力な伸びを見せることができず舟足に苦戦していた。なお、今節は優勝2回を誇る13号機、48号機など好モーターは使用されていなかった。
児島では次節、9日から6日間「GI児島キングカップ開設71周年記念競走」が開催予定。出場選手には、池田浩二、毒島誠、桐生順平などトップレーサーが集結する児島周年記念を見逃すな。
◆1コース毒島誠で「1ー3」の法則崩れ、椎名豊は得意の3コース 上毛新聞社杯
◆小野達哉が「ガースー砲」封じ今年初・当地初優勝 日刊スポーツ杯
◆GW唐津特選 峰竜太が通算94回目Vで「3・2・1・アロハ」締め
文●舟橋廉(SPREAD編集部)