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ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は15日(日本時間16日)、敵地で行われているボルチモア・オリオールズ戦に「3番DH・投手」でスタメン出場。7回4安打4奪三振5失点で、5勝目の権利を持ちマウンドを降りた。打席では7回終了まで今季9号を含む4打数3安打3打点。
◆【実際の映像】大谷翔平、今季初の二刀流アーチは打球速度184キロの驚愕弾丸9号3ラン
■今季初の二刀流9号3ラン
“元祖二刀流”ベーブ・ルース生誕の地であるボルチモアで今季9度目の投打同時出場を果たした大谷は初回、スイーパー主体の投球で三者凡退に抑えるも、2回裏、アダム・フレージャーに4号2ランを浴び自身ワーストの4試合連続被弾で逆転を許した。
3回、1死走者なしで迎えた第2打席で大谷は右前打を放ちチャンスメークすると、続くマット・サイスは四球、その後アーシュラが左前適時打を放ち逆転に成功する。しかしその裏、アンソニー・サンタンダーに6号2ランを許し、さらに逆転機を許した。
そんななか、シーソーゲームに決定打となる二刀流アーチが飛び出す。
3-4で迎えた4回、先頭の捕手チャド・ウォーラクが3号同点弾で試合を振り出しに戻すと、1死一、二塁で回った大谷の第3打席、相手先発グレイソン・ロドリゲスの初球のカーブを捉えると、ボールは打球角度27で右中間スタンドへ。飛距離456フィート(約139メートル)、打球速度114.6マイル(約184キロ)の特大アーチで会場のファンを熱狂の渦に巻き込んだ。さらにサイスの適時打で1点を追加し、打者一巡の猛攻でエンゼルスは4回一挙5得点を挙げた。
その裏、8球で三者凡退に抑えた大谷は5回の第4打席でもこの日3安打目となる三塁打をマーク、続くレンフローの適時打でホームを踏み、さらにリードを広げた。
5回裏には本塁打を浴び1点を献上するも、6、7回は三者凡退と粘りの投球を見せた大谷は、投球数98球(ストライク61球)で、5勝目の権利を持ちマウンドを降りた。
試合は7回終了時点でエンゼルスが9-5でリードしている。
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文●SPREAD編集部